第3章 費用ガイド


最初に必要なスクールの費用から、 日々必要な費用まで、気になる費用を全てまとめてみました。

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スクールの費用
スクールに関係する費用には大きく分けて、スクールに支払う講習費と、 交通費や食費などスクールに参加するための間接的な費用があります。

講習費については受講コースやスクールにより異なりますが、 砂丘での練習から山でのフライトまで、全てを含んだコース(遊園地の 『パスポート』のようなもの)を利用するのが一般的であり、 割安になることが多いようです。 また、学生の料金体系があるスクールもあるようですので、 詳細は各スクールにてご確認下さい。

スクールに参加するための間接的な費用については、 関西の場合、講習場所はどのスクールも鳥取砂丘となりますので、 そこまでの交通費と週末の土日、二日間の食費がほとんどで、 あとは風呂代や集合場所までの電車賃等です。 交通費については、自分の車で大阪、鳥取を往復すると、 およそ1万4千円程度必要ですので、 スクールのワゴン車に便乗したほうが安くつきます。

スクール費 10万円 受講回数の制限がなく、全てを含んだコースの場合。
機体・ヘルメット・ハーネスのレンタル費や、 機体を壊した場合の修理費が含まれます。
鳥取までの交通費 5千円 往復と現地での移動を含む
宿泊、食事、他 7千円 1泊2日のモデルケース
※上記の費用は、大阪のショップ『トノエアー』を参考にしています。




機材の費用
ハンググライダーのレンタルはありませんから、必ず自分の器材が必要です。 中でも、機体、ハーネス(寝袋のように身につけるもの)、 ヘルメットは講習期間の中頃に購入し、 後半は自分の機体のクセに慣れていくことも練習になります。 パラシュートと無線機は、砂丘を卒業して、 初めて山から飛ぶ時に必ず必要となります。 バリオ(高度と上昇率を表示する計器)は、 初心者の間は無くてもよいのですが、より高い高度まで上昇するためには、 無くてはならないものです。ですので、山から飛びはじめて数ヶ月後には 欲しくなると思います。 このほかに、車のキャリアや、フライト用のウエアや靴(好みの問題?) などを購入する場合もありますが、必ずしも必要ではありませんので、 ここでは省かせていただきました。

ざっと見ても、決して安い買い物ではありませんが、 提携ローンを利用するケースや、ショップが下取った中古の機体 を、運良く半額程度で購入できるケースもあります。 いずれにしても、器材は必ずスクールを受講したショップで 購入することが、常識になっています。ショップとフライヤー同士は、 大家族的な付き合いとなるので、機種の相談、購入後の調整や修理、 買い替えの下取り等を考えると、他のショップでの購入は、 やはり気まずいものがあります。

機体 45万
ハーネス 10万
パラシュート 8万
ヘルメット 2万
無線機 2万
バリオ 5万
※上記の費用は、比較的安いもので計算しておりますので、 種類によってはかなり価格の幅があります。




活動費用
ここでは、フライトに行く都度、必要な費用についてまとめてみます。 スクールを卒業後の活動費用ですが、クラブや個人での費用のみですので、 車のガソリン代、高速代、食費、宿泊費、風呂代....等となります。 宿泊に関しては、旅館やホテルに泊ることはまずなく、テントや車、 キャンプ場のロッジ等ですので、無料~3000円程度までです。 交通費は基本的に割り勘ですが、クラブで行き先ごとに金額を 決めているケースもあります。

交通費 3000~6000円 往復と現地での移動を含む
食事、宿泊、風呂等 7000円 1泊2日テント泊のケース




維持・管理費用
ここでは、フライトに行かなくても、 在籍しているだけで定期的に必要な費用についてまとめてみます。

機体保管料 2万円 1年間。
エリア登録費 3000~12000円 1年間。フライトエリア1ヶ所あたり。
フライヤー登録費 3500円 1年間。保険も兼ねている。
クラブ費 5000円 1年間。
※上記の費用は、大阪のショップ『トノエアー』と、 クラブ『キングポスト』を参考にしています。





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